2016年09月20日
【古典部シリーズ最新作掲載】文芸カドカワ2016年10月号【配信中】
【古典部シリーズ最新作】
「わたしたちの伝説の一冊」
《文芸カドカワ》2016年10月号 配信中
※文芸カドカワは、電子書籍です※
ご購入、あらすじはコチラから↓↓↓
http://bunkado.kadokawa.co.jp/
(《文芸カドカワ》2016年9月号「箱の中の欠落」も、バックナンバーご購入出来ます!↓↓)
https://bookwalker.jp/deaf2dc7b5-0fae-4404-aec6-ab2022b90a8a/
皆様、もうお読みになりましたかヽ(´エ`)ノ??
以下、謎解きに関わるような部分には触れませんが、
事前情報には一切触れずに読みたい!という方はご注意下さい。
なんとも嬉しい2ヶ月連続新作!!
2編目となる「わたしたちの伝説の一冊」
「わたしたち」とは一体誰なのか??(古典部のみんな?)
「伝説の一冊」とは何なのか!?(氷菓??)
と、色々想像されましたこのタイトル。
語られたのは、摩耶花と漫画研究会のお話でした。
時系列的には、「遠まわりする雛」と、「ふたりの距離の概算」の間を埋めるお話でしょうか。
「ふたりの距離の概算」冒頭部で、奉太郎の口から摩耶花が漫画研究会を退部した事が語られていましたが、
一体どうして摩耶花が漫画研を辞めてしまったのか、少し気になってはいたんです。
概算での摩耶花の様子は、奉太郎から見た表情でしか描かれていませんでしたが、
あー、、そんな理由があったのか……と、涙ぐみながら今作読ませていただきました。
これを踏まえて再読すると、「いまさら翼と言われても」で部室で真摯に漫画づくりに取り組んでいる摩耶花に、
大きな大きな成長を感じました。
今作は、文書であれ、絵や漫画であれ、
創作をした経験がある方なら多かれ少なかれ、覚えのある事だったと思います。
私などは早々に自分の描く力に限界を感じ、その道はとっくに諦めてしまったので、
漫画を描き続けた摩耶花にはそれだけで、ただただ凄いなという思いです。
米澤先生の著者コメントにも、ぐっとくるものがありました。
また、摩耶花と里志の繋がりもより強くなったようで、今後の二人の関係性も楽しみです。
中盤の福ちゃんかっこよかった……。
あと、奉太郎の読書感想文はいかにも奉太郎という感じで可愛かったですし、
ラストシーンのあの人はやっぱりかっこよかったです。
登場するケーキ屋さんは、もしかしたらここをイメージされたのかな?と思うお店がありましたので、
また今度行ってみたいなーと思います(^^)/
《追記》
洋菓子店さんへ行ってきました。
板張りの床や振り子時計、細く暗い廊下等ではありませんが、
天井が高い、窓が縦に大きい、ホールのような場所等の描写が、イメージしていた物に近いなーと思いました。
広々とした素敵な喫茶コーナーを併設した、文化会館そばの洋菓子店さんです 。
(あくまで雰囲気がとても近いなーと思うだけで
、ここが確実にモデルになった洋菓子店とは限りませんので、そこの所は予めご了承下さい)
ご興味のある方は、是非探して行ってみて下さい(^^
(※店内撮影許可いただきました)
「わたしたちの伝説の一冊」
《文芸カドカワ》2016年10月号 配信中
※文芸カドカワは、電子書籍です※
ご購入、あらすじはコチラから↓↓↓
http://bunkado.kadokawa.co.jp/
(《文芸カドカワ》2016年9月号「箱の中の欠落」も、バックナンバーご購入出来ます!↓↓)
https://bookwalker.jp/deaf2dc7b5-0fae-4404-aec6-ab2022b90a8a/
皆様、もうお読みになりましたかヽ(´エ`)ノ??
以下、謎解きに関わるような部分には触れませんが、
事前情報には一切触れずに読みたい!という方はご注意下さい。
なんとも嬉しい2ヶ月連続新作!!
2編目となる「わたしたちの伝説の一冊」
「わたしたち」とは一体誰なのか??(古典部のみんな?)
「伝説の一冊」とは何なのか!?(氷菓??)
と、色々想像されましたこのタイトル。
語られたのは、摩耶花と漫画研究会のお話でした。
時系列的には、「遠まわりする雛」と、「ふたりの距離の概算」の間を埋めるお話でしょうか。
「ふたりの距離の概算」冒頭部で、奉太郎の口から摩耶花が漫画研究会を退部した事が語られていましたが、
一体どうして摩耶花が漫画研を辞めてしまったのか、少し気になってはいたんです。
概算での摩耶花の様子は、奉太郎から見た表情でしか描かれていませんでしたが、
あー、、そんな理由があったのか……と、涙ぐみながら今作読ませていただきました。
これを踏まえて再読すると、「いまさら翼と言われても」で部室で真摯に漫画づくりに取り組んでいる摩耶花に、
大きな大きな成長を感じました。
今作は、文書であれ、絵や漫画であれ、
創作をした経験がある方なら多かれ少なかれ、覚えのある事だったと思います。
私などは早々に自分の描く力に限界を感じ、その道はとっくに諦めてしまったので、
漫画を描き続けた摩耶花にはそれだけで、ただただ凄いなという思いです。
米澤先生の著者コメントにも、ぐっとくるものがありました。
また、摩耶花と里志の繋がりもより強くなったようで、今後の二人の関係性も楽しみです。
中盤の福ちゃんかっこよかった……。
あと、奉太郎の読書感想文はいかにも奉太郎という感じで可愛かったですし、
ラストシーンのあの人はやっぱりかっこよかったです。
登場するケーキ屋さんは、もしかしたらここをイメージされたのかな?と思うお店がありましたので、
また今度行ってみたいなーと思います(^^)/
《追記》
洋菓子店さんへ行ってきました。
板張りの床や振り子時計、細く暗い廊下等ではありませんが、
天井が高い、窓が縦に大きい、ホールのような場所等の描写が、イメージしていた物に近いなーと思いました。
広々とした素敵な喫茶コーナーを併設した、文化会館そばの洋菓子店さんです 。
(あくまで雰囲気がとても近いなーと思うだけで
、ここが確実にモデルになった洋菓子店とは限りませんので、そこの所は予めご了承下さい)
ご興味のある方は、是非探して行ってみて下さい(^^
(※店内撮影許可いただきました)
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交流ノート23冊めをお届けしてきました!&愛蔵版Ⅲ発売中!!
交流ノート22冊めをお届けしてきました!
「氷菓」の画集が販売されるそうです!!!
〈古典部〉シリーズ愛蔵版&氷菓 公式設定集
京アニショップさんから新規グッズが発売されるようです!
TVアニメ氷菓10周年記念グッズが届きました~!
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Posted by 高山「氷菓」応援委員会 at 10:56│Comments(6)
│氷菓関連
この記事へのコメント
こんばんは、ちたんだエルナンデスです。
大変面白い短編でしたね。
読み始めて、「漫研」の話か...やだなぁ、と思い読み進めると想定以上にダークな展開。
その対比で後半の謎解き(?)はスカッとしましたね。
>中盤の福ちゃんかっこよかった……。
うんうん、「箱の中の欠落」で奉太郎は里志のことを「優しい男ではない」と評していましたが、優しい男ですよ。あのすさんだ展開の中で。
>あと、奉太郎の読書感想文はいかにも奉太郎という感じで可愛かったですし、
中一が書く読者感想文じゃねえwww。
あと摩耶花のコスプレがやたら古くマニアックだったのは叔母さんの影響だったんですね。
11月に出る短編集、書き下ろしがあるといいなぁ。
そしゃ!
大変面白い短編でしたね。
読み始めて、「漫研」の話か...やだなぁ、と思い読み進めると想定以上にダークな展開。
その対比で後半の謎解き(?)はスカッとしましたね。
>中盤の福ちゃんかっこよかった……。
うんうん、「箱の中の欠落」で奉太郎は里志のことを「優しい男ではない」と評していましたが、優しい男ですよ。あのすさんだ展開の中で。
>あと、奉太郎の読書感想文はいかにも奉太郎という感じで可愛かったですし、
中一が書く読者感想文じゃねえwww。
あと摩耶花のコスプレがやたら古くマニアックだったのは叔母さんの影響だったんですね。
11月に出る短編集、書き下ろしがあるといいなぁ。
そしゃ!
Posted by ちたんだエルナンデス at 2016年09月20日 22:17
ちたんだエルナンデスさん>
いつもありがとうございます!(*´∀`*)
そうですね~漫研での派閥争い、摩耶花達の苦しさが伝わって、
その分後半でぐっともっていかれました…!
少なくとも里志は、摩耶花にとって誰よりもかっこいい男の子なのだろうなーと思います(^^)
中一であんな読書感想文を書く奉太郎はやはり面白い子ですねww
前作で里志の事を掘り下げ、今作では摩耶花の事がもっと好きになりました。
2編とも翼の前日譚でしたから、やはり翼の後の書き下ろしちょっと期待してしまいますよね…!!
何にしても、次は11月の短編集が楽しみです(^^)/
そしゃまたー!ありがとうございました!
いつもありがとうございます!(*´∀`*)
そうですね~漫研での派閥争い、摩耶花達の苦しさが伝わって、
その分後半でぐっともっていかれました…!
少なくとも里志は、摩耶花にとって誰よりもかっこいい男の子なのだろうなーと思います(^^)
中一であんな読書感想文を書く奉太郎はやはり面白い子ですねww
前作で里志の事を掘り下げ、今作では摩耶花の事がもっと好きになりました。
2編とも翼の前日譚でしたから、やはり翼の後の書き下ろしちょっと期待してしまいますよね…!!
何にしても、次は11月の短編集が楽しみです(^^)/
そしゃまたー!ありがとうございました!
Posted by 高山「氷菓」応援委員会 at 2016年09月20日 22:45
氷菓はアニメから入りまして、アニメのカバーになった文庫本をひと通り買いました。
今回のようにほかのストーリーもまだまだ展開されているようですが、文芸の世界に疎く、どういう風に続きを追っていけばいいかわかりません。
ゆくゆくは一冊にまとまったりするんでしょうか?それとも個別に集めていくべきなんでしょうか??
えると奉太郎が結婚する日まで気になって気になって目が離せません!
今回のようにほかのストーリーもまだまだ展開されているようですが、文芸の世界に疎く、どういう風に続きを追っていけばいいかわかりません。
ゆくゆくは一冊にまとまったりするんでしょうか?それとも個別に集めていくべきなんでしょうか??
えると奉太郎が結婚する日まで気になって気になって目が離せません!
Posted by チタンダエル教徒 at 2016年09月21日 19:16
チタンダエル教徒さん>
お返事が遅くなってすみません、コメントありがとうございます!(^^)
今度の11月に出版されるのは、これまで文芸誌に掲載された
中短編をまとめた、ハードカバーの単行本になるはずです。
文庫サイズで出版されるかどうかは、確定ではなく、
ゲームの廉価版のような感じで、人気次第で数年後にという感じです。
(米澤先生は、もう確実だと思いますが)
どのように追いかけていけば…ということですが、
漫画の連載のように、掲載作が定期的に単行本になっていくわけではないので、
場合によっては単行本にまとまるまで数年待つということもあります。
米澤先生の作品が掲載された雑誌はプレミアになることも多く、
リアルタイムで読んでいきたいと思えば、情報を仕入れて、
毎回逃さず雑誌で読んでいくしかないかと思います。
ただ、結構大変ではあるので、単行本になるまで待つというのも判断かとは思います。
ご参考になれば幸いです。
古典部シリーズの今後に、まだまだ目が離せませんね(*´∀`*)!!
お返事が遅くなってすみません、コメントありがとうございます!(^^)
今度の11月に出版されるのは、これまで文芸誌に掲載された
中短編をまとめた、ハードカバーの単行本になるはずです。
文庫サイズで出版されるかどうかは、確定ではなく、
ゲームの廉価版のような感じで、人気次第で数年後にという感じです。
(米澤先生は、もう確実だと思いますが)
どのように追いかけていけば…ということですが、
漫画の連載のように、掲載作が定期的に単行本になっていくわけではないので、
場合によっては単行本にまとまるまで数年待つということもあります。
米澤先生の作品が掲載された雑誌はプレミアになることも多く、
リアルタイムで読んでいきたいと思えば、情報を仕入れて、
毎回逃さず雑誌で読んでいくしかないかと思います。
ただ、結構大変ではあるので、単行本になるまで待つというのも判断かとは思います。
ご参考になれば幸いです。
古典部シリーズの今後に、まだまだ目が離せませんね(*´∀`*)!!
Posted by 高山「氷菓」応援委員会 at 2016年09月24日 20:18
10/9,10と秋の高山祭に伺いました。
11月の新刊が待ちどおしいですが(10月号の短編、個人的にこれまで一番の「心当たりのある者は」を抜いたかも)、
9日にお祭りの様子をチラ見した後、米澤さんが小学生まで過ごしたという神岡を訪ねてみました。
カミオカンデの道の駅、鉱山跡は立ち入れられないので今もある工場の様子を外から眺めた後、
「アメリカンベーカリー」さんという街中のケーキ屋さん兼喫茶店でランチセットをいただき(充実した内容とボリュームです!)、
そこで、どうもネットなどでは出回ってなさそうな情報をいただきました。
氷菓に限らず米澤さんの作品が好きな方には、中々魅力的に思えるお話でした。
勿体ぶるつもりは無いのですが、そのお話をここに書くとネットで簡単に拾われてしまう可能性が高くなってしまうので、
お話の中に出てくる先方の方(アメリカンベーカリーさんのことではないです)のことを考えて差し控えることにします。
歯切れ悪く、ならここに書くな、とお叱りをいただきそうな書き方ですが、お読みになられて特に興味を持たれた方に
直接足を運んでいただく方が良いかと考えました。
帰り、今話題の飛騨市図書館に立ち寄り、9日の夜は宵祭に心を奪われ、10日の屋台曳き揃えに目を見張り、
御神幸を見送ってから帰途につきました。
宵祭は、、奉太郎がまたえるに心奪われるような舞台になりそうな気配がしました。。
これで8回目の高山。
スタバは行きそびれましたが、新しい駅舎とツイッターに投稿されてた喫茶店には足を運んでみました。
高山も半年も行かないと色々と結構街が変わりますし、まだまだ知らないことが多いので、新鮮な気分で訪れることが出来ますね。
長文失礼しました。
11月の新刊が待ちどおしいですが(10月号の短編、個人的にこれまで一番の「心当たりのある者は」を抜いたかも)、
9日にお祭りの様子をチラ見した後、米澤さんが小学生まで過ごしたという神岡を訪ねてみました。
カミオカンデの道の駅、鉱山跡は立ち入れられないので今もある工場の様子を外から眺めた後、
「アメリカンベーカリー」さんという街中のケーキ屋さん兼喫茶店でランチセットをいただき(充実した内容とボリュームです!)、
そこで、どうもネットなどでは出回ってなさそうな情報をいただきました。
氷菓に限らず米澤さんの作品が好きな方には、中々魅力的に思えるお話でした。
勿体ぶるつもりは無いのですが、そのお話をここに書くとネットで簡単に拾われてしまう可能性が高くなってしまうので、
お話の中に出てくる先方の方(アメリカンベーカリーさんのことではないです)のことを考えて差し控えることにします。
歯切れ悪く、ならここに書くな、とお叱りをいただきそうな書き方ですが、お読みになられて特に興味を持たれた方に
直接足を運んでいただく方が良いかと考えました。
帰り、今話題の飛騨市図書館に立ち寄り、9日の夜は宵祭に心を奪われ、10日の屋台曳き揃えに目を見張り、
御神幸を見送ってから帰途につきました。
宵祭は、、奉太郎がまたえるに心奪われるような舞台になりそうな気配がしました。。
これで8回目の高山。
スタバは行きそびれましたが、新しい駅舎とツイッターに投稿されてた喫茶店には足を運んでみました。
高山も半年も行かないと色々と結構街が変わりますし、まだまだ知らないことが多いので、新鮮な気分で訪れることが出来ますね。
長文失礼しました。
Posted by てんてん at 2016年10月13日 00:16
てんてんさん>
秋の高山祭りへお越し下さったのですね!ありがとうございます!
私も読了直後、「あー…私この短編とても好きです…」という気持ちで一杯になりました。
神岡にも行かれたのですね。
米澤先生が幼少期を過ごされた地ですから、
何か素敵なエピソードがあったのですね。
いつか機会があれば訪れてみたいと思います。
宵祭りは提灯の明かりが幻想的で、
地元民ですが何度見ても美しい物だなぁと思います。
そうですね、駅の周りも開発が進んでいますし、
どんどん新しい場所も誕生していく高山市ですが、
変わって行く物、変わらない物、訪れていただく度に
新しい楽しみがある地であれば嬉しいなぁと思います(*^^*)
またどうぞお越し下さいませ!
秋の高山祭りへお越し下さったのですね!ありがとうございます!
私も読了直後、「あー…私この短編とても好きです…」という気持ちで一杯になりました。
神岡にも行かれたのですね。
米澤先生が幼少期を過ごされた地ですから、
何か素敵なエピソードがあったのですね。
いつか機会があれば訪れてみたいと思います。
宵祭りは提灯の明かりが幻想的で、
地元民ですが何度見ても美しい物だなぁと思います。
そうですね、駅の周りも開発が進んでいますし、
どんどん新しい場所も誕生していく高山市ですが、
変わって行く物、変わらない物、訪れていただく度に
新しい楽しみがある地であれば嬉しいなぁと思います(*^^*)
またどうぞお越し下さいませ!
Posted by 高山「氷菓」応援委員会 at 2016年10月13日 22:01